スリランカと言えばインドの南西に浮かぶ島国である。
 そして僕はスリランカに憧れる。
 何故かと言えば、かつて「インド洋に浮かぶ宝石」と言われた時代のイメージがあり、主食がカレーの国だからであり、仏教国としての親しみがあるからだが、それよりなにより、アーサー・C・クラークの住む地で有ることに尽きる。
 アーサー・C・クラークは言わずと知れたSF作家である。アイザック・アシモフ、ロバート・A・ハイラインとでSF御三家に数えられる大御所中の大御所である。
 彼の作品は沢山読んだ。彼の作品に登場する人物は深みに欠けるので、文学としての魅力はもう一つかも知れない。だが、それを補って余りあるセンスオブワンダーがあり、科学には、未来には希望があると思わせてくれる。 
 話を戻そう。スリランカに行き、クラーク邸に行く。もしかしたら本人にも会えるかもしれない。そしたら大変だ!今から語学力を付けなくちゃ。いい歳して留学か?なんて考えてしまう。小さな夢である。
 けれど、その夢は叶わない。
 2008年3月19日、アーサー・C・クラーク没。
 早く、彼が生まれ変わり、また素晴らしいSFを書いてくれることを祈る。